
さまざまな理由で通所が難しい方や社会で生きづらさを感じている方にとって、就労継続支援B型の在宅支援は有効な選択肢となります。
しかし、就労継続支援B型の働き方は原則として通所であり、すべてのB型事業所が在宅支援に対応しているわけではありません。
まずは就労継続支援B型の在宅利用の要件や作業内容、在宅支援に対応しているB型事業所を把握することが大切です。
本記事では、在宅で働ける就労継続支援B型の利用要件や利用開始までの流れなどを解説します。
自分のペースで働きながら社会と関わるための一歩として、ぜひ参考にしてください。
在宅でできる仕事とは?就労継続支援B型の作業内容と工賃の目安を紹介
就労継続支援B型では、在宅でもデータ入力や文字起こし、イラスト作成など多様な仕事が存在します。
また、在宅ワークでも制度上は工賃が変わらず、交通費などの出費を抑えることも可能です。
ここでは、就労継続支援B型の在宅でできる仕事について、以下の2つの内容を解説します。
主な作業内容
就労継続支援B型事業所では、以下のように在宅でも対応可能なさまざまな仕事があります。
・データ入力 ・音声の文字起こし ・Webライティング ・簡単な画像加工・イラスト作成 ・アンケート集計 ・アクセサリーや小物の制作・検品 ・シール貼り・袋詰め ・商品の組立て |
現在ではパソコンスキルの需要が高まっているため、将来的な一般就労に向けて、実践的なスキルを身につけることが可能です。
また、商品のシール貼りや袋詰め、ハンドメイド商品の制作などもあり、多様な作業環境が整っています。
就労継続支援B型事業所の作業内容については、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
平均工賃(給料)
厚生労働省による調査によれば、令和5年度における就労継続支援B型事業所の平均工賃は「23,053円※」となっています。
※出典:厚生労働省「令和5年度工賃(賃金)の実績について」
工賃は作業内容や地域によって変動しますが、制度上は通所と在宅に差はありません。
ただし、就労継続支援B型を利用する際には、以下のような費用が発生します。
・利用料(0~37,200円※) ・昼食代 ・交通費 ・診断書・通院費 ・作業着の購入費 ・レクリエーション費 ※参照:障害者の利用者負担|厚生労働省 |
在宅で作業を行う場合、交通費や事業所での昼食代はかかりません。
出費を抑えて働けるため、より多くの工賃を手元に残せる可能性があります。
また、上記の費用は減免制度で負担を軽減できるケースがあるため、あわせて利用を検討しましょう。
就労継続支援B型を在宅利用するための条件・要件
就労継続支援B型を在宅で利用するためには、以下の両方に該当している必要があります。
・在宅でのサービス利用を希望している ・在宅でのサービスによる支援効果が認められると自治体が判断している |
また、就労移行支援や就労継続支援(A型、B型)で在宅支援を利用する場合は、申立書を提出しなければなりません。
在宅支援の基準は自治体ごとに異なるため、事前に在宅利用を希望する旨を相談しておくことが大切です。
しかし就労継続支援B型事業所における在宅支援実施率は15.9%となっており、多くの事業所は在宅支援を実施できていない状況です。
※画像引用元:厚生労働省「就労系障害福祉サービスにおける在宅でのサービス利用にかかるガイドライン」
リバイブでは在宅支援に対応しており、自宅での訓練や生産活動の支援を行っております。
現在、利用者の約3分の1が在宅利用するなど、自宅で働きたい・通所が難しいという利用者にとっても柔軟で利用しやすい環境が整っています。
また、パソコンを使った仕事や動画編集、eスポーツといった将来につながるスキル向上の機会を提供しており、在宅でも実践的なスキルアップが可能です。
在宅でもしっかりとしたサポート体制とオンライン環境を活用したスキルの習得が可能ですので、まずは一度ご相談ください。
在宅でB型支援を受けるには?利用開始までの流れと手続きの方法を紹介
在宅でB型支援を受ける大まかな流れ・手続きは、以下のとおりです。
希望する就労継続支援B型事業所の選定 | 在宅支援の有無や空き状況の確認、無料体験などを行う |
障害福祉サービス受給者証の申請 | お住まいの市区町村役場の障害福祉担当窓口に申請書類と添付書類を提出 |
サービス等利用計画案の提出 | 利用者の目標や利用サービス・期間などを記載する「サービス等利用計画案」を作成 (通常、市区町村から指定を受けた機関で働くスタッフが作成) |
障害福祉サービス受給者証の発行 | 面談内容や提出書類に問題がなければ、障害福祉サービス受給者証が発行 |
希望の就労継続支援B型事業所と契約を締結 | 重要事項やサービス利用契約の説明を経て、内容に同意したら契約を締結 |
まずは在宅支援を提供している自分に合ったB型事業所を見つけることが大切です。
なお、障害福祉サービス受給者証の申請では、以下のような書類が求められます。
・障害福祉サービス受給者証の申請書(市区町村役場窓口で取得) ・身分証明書 ・障害者手帳 ・自立支援医療受給者証 ・医師の診断書・意見書 ・世帯年収の申告書 ・印鑑 |
ただし、必要書類は市区町村によって異なる場合があるため、事前に問い合わせを行うか、B型事業所のサポートを受けて確認しましょう。
リバイブでは見学や無料体験の提供に加え、申請手続きのサポートも行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
在宅で就労継続支援B型を利用するメリット・デメリット

在宅で就労継続支援B型を利用する際には、通所利用と比べて以下のようなメリット・デメリットが存在します。
ここでは、在宅で就労継続支援B型を利用するメリット・デメリットを詳しく解説します。
本当に在宅でB型支援を受けるべきかを判断するためにも、ぜひ参考にしてください。
メリット|体調や生活に合わせた柔軟な働き方ができる
在宅で就労継続支援B型を利用する主なメリットは、以下のとおりです。
・体調や生活に合わせて柔軟に働ける ・人間関係のストレスが少ない ・慣れている環境で過度に緊張せず働ける ・通所で生じる移動の負担が少ない |
在宅で就労継続支援B型を利用する場合、自分の体調やライフスタイルに合わせて作業時間を調整できるため、無理なく作業を行うことが可能です。
また自宅という慣れた環境で作業を行うため、職場で感じるかもしれない緊張やプレッシャーを軽減できるため自分のペースで仕事を進めやすく、心理的負担も少ないといえます。
このように「事業所に通うことに不安がある」や「対人関係がストレスになる」といった場合でも、在宅支援なら安心して始められるでしょう。
デメリット|孤独感や支援者とのやり取りが難しく感じる場合がある
多くのメリットがあるB型支援の在宅利用ですが、以下のようなデメリットも存在します。
・孤独感を感じる可能性がある ・支援者とのやり取りやサポートが十分でない可能性がある ・在宅支援に対応しているB型事業所は決して多くはない ・作業内容の選択肢が狭まる ・自己管理が必要となる |
B型事業所を選ぶ際は、支援者のサポート体制や連絡方法を事前に確認することが大切です。
リバイブでは、これらのデメリットを軽減するために以下のサポートを提供しています。
・開始・終了時に電話で事業所に連絡 ・作業中はボイスチャットアプリを常時接続 |
作業中、常にボイスチャットアプリを通じて職員とつながり、サポートが必要な場合はすぐにやり取りができる環境が整っています。
このように、リバイブでは孤独感や支援者とのコミュニケーションの不足といった問題を解消できるサポート体制が整っており、安心して在宅での作業に取り組むことができます。
リバイブでは、見学や無料体験も実施していますので、まずは事業所の雰囲気を直接体験し、実際にどのようなサポートが受けられるかを確かめてみてください。
在宅対応のB型事業所を選ぶポイント
在宅対応のB型事業所を選ぶ際は、以下のようなポイントに着目しましょう。
・支援者とのコミュニケーション方法(チャット/電話/オンライン面談など) ・連絡を取れる頻度 ・仕事の指示や成果物の提出方法が明確であるか ・必要な機材(パソコンなど)の貸し出しはあるか ・在宅でも相談しやすい雰囲気であるか ・在宅利用者の実績は豊富であるか ・将来的に一般就労を目指せるサポートが提供されているか |
上記のポイントを確認すれば、自分に合った環境で無理なく働ける確率が高まります。
多くのB型事業所では、無料相談や見学、無料体験などを提供しているため、積極的に活用しましょう。
リバイブは在宅支援(オンライン通所)に対応で無理なく働ける!
リバイブではオンライン通所に対応しており、通所が難しい方や生活スタイルに合わせて無理なく働ける環境を整えています。
【オンライン通所のスケジュール例】 ・10:00~12:00:動画編集作業(一例) ・12:00:終了 |
また、プロによる直接指導とオリジナル教材を活用しながら、動画編集やeスポーツなどのスキルを学べます。
今後ますます需要が増す分野での実践的なスキルを在宅で身につけて、就労に向けた大きな一歩を踏み出すことが可能です。
また、障害福祉サービス受給者証の申請に関するサポートも行っており、自治体ごとに異なる書類や条件に対応した申請サポートを提供しています。
手続きが複雑で不安な場合でも、専門スタッフがサポートし、スムーズに進められるよう支援します。
将来につながるスキルを身につけたいけれど、通所に不安があるという方は、オンライン通所にも対応しているリバイブをご利用ください。
就労継続支援B型の在宅利用に関するよくある質問と回答
就労継続支援B型の在宅利用に関するよくある質問は、以下のとおりです。
ここでは、それぞれの質問に詳しく回答します。
一般就労しながらB型事業所を在宅で利用できる?
アルバイトなどの一般就労をしながらB型事業所を在宅で利用することは、原則として認められません。
就労継続支援B型は一般就労が難しい方を対象とした制度であるため、一般就労が可能な場合、自治体から許可を得ることは困難です。
ただし、以下のようなケースでは、例外的に一般就労しながらB型事業所での在宅ワークが認められる可能性があります。
・一般就労していてもB型事業所の利用が目的に合致している ・短時間の一般就労からフルタイムへの移行を目指す ・トライアル雇用中にB型事業所で必要な支援を受ける |
各自治体で取り扱いが異なるケースがあるため、まずは市区町村役場の担当部署に確認しましょう。
在宅から通所に切り替えることはできる?
通常、在宅ワークから通所に切り替えてB型支援を活用することは可能です。
就労継続支援B型の原則は通所であるため、身体的・精神的な状態が安定したら利用形態を切り替えることで、より支援の効果を高めやすくなります。
また、在宅支援と通所を組み合わせて利用でき、無理のない範囲で段階的に切り替えられるB型事業所も存在します。
将来的に通所への切り替えを検討している場合、事前にB型事業所に対応状況を確認しておくと安心です。
在宅で取り組める就労継続支援B型を利用して、あなたらしい社会参加の一歩を
就労継続支援B型は、在宅でも利用可能な制度であり、体調や生活に合わせて無理なく働ける柔軟な働き方が可能です。
将来的に通所や一般就労を目指すこともでき、社会とのつながりを維持しながら自分らしく働くためのきっかけを得ることができます。
ただし、在宅支援に対応していないB型事業所も存在し、各事業所によってサポート体制や作業内容が異なります。
各事業所の作業内容や連絡の取り方、サポート体制などを確認し、自分に最適な事業所を選ぶことが大切です。
リバイブでは、オンライン通所に対応しており、プロの指導員による指導やオリジナル教材を活用して、動画編集やeスポーツなどの実践的なスキルを学べます。
これにより、自宅での作業でも将来に向けたキャリアアップのためのスキルが身につきます。
また、申請サポートを活用すれば、複雑な障害福祉サービス受給者証の申請もスムーズに進めることが可能です。
「少しずつ前進したい」「自分の興味のある分野を将来につなげたい」と考えている方は、ぜひ施設見学や無料体験をご活用ください。
まずは一歩ずつ踏み出して、自分らしい働き方を見つけましょう。