 
                                            「就労継続支援B型事業所に通いたいけど、人付き合いが苦手で不安…」「毎日作業だけだと疲れそう」そんな不安を抱えていませんか?
実は、多くのB型事業所では作業だけでなく、利用者が楽しみながら心身をリフレッシュできるレクリエーション活動を取り入れています。
レクリエーションは単なる遊びではなく、コミュニケーション能力の向上や自己肯定感アップなど、利用者の成長を支える大切なプログラムです。
この記事では、B型事業所で実際に行われているレクリエーション活動の具体例を紹介し、その目的やメリット、参加方法の自由度について詳しく解説します。
| 【本記事で分かること】 ※タップで該当箇所へスクロールします ・就労継続支援B型事業所で行われるレクリエーション活動例 ・レクリエーションの目的・メリット ・レクリエーションの頻度・参加の自由度 | 
「無理せず、自分のペースで楽しく通える居場所を見つけたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
就労継続支援B型事業所で行われるレクリエーション活動例を紹介
B型事業所では、利用者が楽しみながら心身をリフレッシュし、社会性を高められるよう、さまざまなレクリエーション活動を日常プログラムに組み込んでいます。
ここでは、以下のイベントに分けて、具体的な活動例をご紹介します。
自分の興味や体調に合わせて選べる多彩なプログラムがあることを知っていただければ幸いです。
室内

室内で行われるレクリエーションには、以下のように創作系からゲーム・音楽まで幅広い活動があります。
| アート・手芸活動 | 塗り絵、折り紙、編み物、陶芸、工作など | 
| 音楽活動 | カラオケ、楽器演奏、合唱 | 
| ゲーム大会 | ボードゲーム、パズル、トランプ、ビンゴ、脳トレクイズ | 
| 映画鑑賞・読書会 | プロジェクターで映画上映 | 
| 料理・お菓子作り | クッキー作り、季節の料理 | 
| パソコンを使った創作活動 | イラスト制作、写真加工、動画編集 | 
| eスポーツ | 人気ゲームを使ったチーム対戦 | 
特に創作活動では、絵を描いたり手を動かすことで指先のリハビリや集中力向上にもつながるだけでなく、自分の作品が形に残ることで達成感も得られ、自己表現の場にもなります。
また、ゲーム大会では遊びを通して、自然とコミュニケーションが生まれ、ルールを守る練習や発想力のトレーニングにもなり、脳の活性化にもつながるのです。
近年増えているのが、ITを活用したクリエイティブな活動で、パソコンでイラストを描いたり、動画編集に挑戦する事業所もあります。
リバイブでは、毎月eスポーツイベントを開催しており、利用者同士がチームを組んで交流や競技を楽しみながらスキルを磨いています。
無料の見学・体験を随時実施しておりますので、雰囲気を知りたい方は、ぜひお気軽に足を運んでみてください。
屋外

屋外に出て体を動かすレクリエーションも、B型事業所では大切にされています。
一日中室内で過ごすと運動不足になりやすいため、外の空気に触れながらリフレッシュできる外出プログラムが数多く用意されています。
| 散歩・ウォーキング | 近隣の公園や街中を散策、ラジオ体操と組み合わせることも | 
| 軽スポーツ | キャッチボール、卓球、バドミントン、風船バレー | 
| ハイキング・ピクニック | 近郊のハイキングコース、河原でお弁当 | 
| バーベキュー | 共同で火を起こし、食材を焼いて味わう | 
| 園芸・農作業体験 | 花や野菜の栽培、水やり、収穫祭 | 
| 社会見学 | 工場見学、美術館・博物館、水族館、動物園 | 
散歩やウォーキングは、日光を浴びながら歩くことで気分転換になり、自然に運動習慣を身につけるきっかけになります。
軽スポーツでは、障がいの有無や体調に応じてルールを工夫。
例えば卓球なら順番にラリーを続けるゲームにしたり、風船バレーなら椅子に座ったままでできるルールにするなど、無理なく参加できる配慮がされています。
社会見学では、公共交通機関を使って出かける場合、切符の買い方や電車・バスの乗り方を練習する訓練の場にもなるのです。
このように外出行事に参加することで社会経験を積み、視野が広がる効果も期待できます。
季節ごとのイベント

以下のような日本ならではの季節感を味わえるイベントも、B型事業所では大切にされています。
| 季節 | イベント例 | 内容 | 
| 春 | お花見 | 桜の名所でお弁当、満開の桜の下でリラックス | 
| 夏 | 夏祭り・スイカ割り | ヨーヨー釣り、かき氷、スイカ割り大会 | 
| 秋 | 紅葉狩り・ハロウィン | 紅葉の名所へドライブ、仮装コンテスト | 
| 冬 | クリスマス会・餅つき | ビンゴ大会、ケーキ、杵と臼で餅つき | 
| 通年 | 誕生日会・記念日 | 手作りバースデーカード、お祝い | 
季節イベントがあることで「次は○○があるから行こう」という楽しみが生まれ、通所のモチベーション向上につながります。
普段はなかなか味わえない季節の行事をみんなで体験することで、笑顔が増え、自然と人との距離も縮まることもあります。
これらのレクリエーション活動は事業所ごとに特色があり、利用者主体で新しい企画を取り入れるところもあれば、作業に集中したい人のためにあえてレクリエーションを最小限にしているところもあります。
自分に合ったペースや雰囲気の事業所を選ぶことが、長く安心して通うためのポイントといえるでしょう。
就労継続支援B型事業所で行われるレクリエーションの目的・メリット
B型事業所におけるレクリエーションは、単なる遊びではなく「支援の一環」として明確な目的が位置付けられています。
ここでは、レクリエーションがもたらす7つの主なメリットについて、具体的に解説します。
| ・心身のリフレッシュ・ストレスケアで気分転換できる ・外とのつながり・人との関わりなどでコミュニケーション能力が身につく ・自己肯定感や達成感を得られて、自信が持てる ・楽しみながら体を動かせて、健康維持にもつながる ・通うのが楽しみになり、無理なく続けられる ・新しい趣味を見つけられる・挑戦するきっかけができる ・考える力や発想力を伸ばせる | 
「レクリエーションって本当に意味があるの?」という疑問を抱えている方も、ぜひ参考にしてください。
心身のリフレッシュ・ストレスケアで気分転換できる
毎日の作業で蓄積する疲れやストレスを上手に解消することは、安定した通所生活のために不可欠です。
レクリエーションに参加して楽しい時間を過ごすことで、心と体をリラックスさせ、ストレスを発散できます。
実際、身体を動かした後や笑った後は利用者の表情も明るくなり、「また明日から頑張ろう」という前向きな気持ちが生まれやすくなります。
適度な余暇があることで生活にメリハリがつき、精神的な負担の軽減につながります。
| 【関連記事】 就労継続支援B型は精神障害(精神疾患)のある方も対象!条件や支援内容を解説 発達障害グレーゾーンでも就労支援は受けられる?障害者手帳なしでも利用できる支援制度も紹介 大人の発達障害「グレーゾーン」とは|特徴や対処法、仕事探しのポイントを解説 | 
外とのつながり・人との関わりなどでコミュニケーション能力が身につく
他の利用者やスタッフと一緒に活動することで、人と関わる練習ができるのも大きなメリットです。
以下のようにゲームや作業を通じて声を掛け合ったり協力したりする中で、自然と会話や挨拶の機会が生まれます。
| ・人見知りだった利用者が、レクリエーションの卓球ゲームで笑顔を見せるようになった ・カラオケ大会をきっかけに隣の席の人と話すようになった ・ゲームで協力することで、チームワークの大切さを実感できた | 
こうした経験を積むことで協調性やルールを守る力が身につき、対人コミュニケーションへの自信が育まれます。
自己肯定感や達成感を得られて、自信が持てる
創作活動やゲームで「できた!」「勝てた!」という成功体験を積むことは、利用者の自己肯定感を高めます。
以下のような小さな成功の積み重ねが大きな自信につながるでしょう。
| ・工作レクで初めてプラモデルを完成させ、「自分にも最後までやり遂げられた」と自信を得た ・クイズ大会で優勝して皆から拍手を受け、「褒められる嬉しさ」を実感した ・塗り絵イベントがきっかけでイラストを描くのが趣味になった | 
こうして得られた前向きな気持ちは、日々の作業意欲にも好影響を及ぼします。
自信がつくと新しい作業にも挑戦してみようという意欲が湧き、就労訓練への意欲向上にも結びつきます。
楽しみながら体を動かせて、健康維持にもつながる
長時間座り作業が中心の利用者にとって、定期的に体を動かす機会は健康のためにも重要です。
レクリエーションで体操やウォーキング、簡単なスポーツを取り入れることで運動不足を解消し、体力維持・向上が期待できます。
体を動かすと夜眠りやすくなるなど、生活リズムの改善効果も報告されています。
また、音楽に合わせたリズム体操など遊び要素のある運動は、苦手意識がある方でも取り組みやすく、「気付いたら汗をかいていた」というように楽しみながら運動習慣を身につけることができます。
通うのが楽しみになり、無理なく続けられる
B型事業所は継続して通所を重ねることで生活リズムが整い、対人関係や作業スキルにも少しずつ自信がついていきます。
しかし、毎日同じ作業を続けていると、疲れやマンネリを感じてしまうこともあります。
そこで以下のように楽しいイベントや息抜きの時間があることは、「また行きたい」と思える環境作りに直結します。
| ・毎週水曜のレクリエーションの日を楽しみに月火の作業を頑張れる ・イベントのおかげで人と話す機会ができ、通所の不安が減った ・楽しい用事があることで朝起きるのが苦でなくなった | 
このように、レクリエーションが通所継続のモチベーションとなり、規則正しい生活リズムの維持にも役立っています。
新しい趣味を見つけられる・挑戦するきっかけができる
レクリエーションは未知の体験に触れるチャンスでもあります。
今まで興味のなかったアートや音楽に挑戦したり、初めてやってみたゲームにハマるなど、新たな「好き」を発見できる場となっています。
こうした経験は単なる趣味の発見に留まらず、将来の仕事の可能性につながることも。
本人が好きなこと・得意なことを見つけられれば自信にもつながり、生活に張り合いが生まれます。
考える力や発想力を伸ばせる
楽しみながら頭を使う活動は、利用者の考える力や発想力を伸ばす効果があります。
例えばクイズ大会では問題を解く思考力が鍛えられますし、ボードゲームでは先を読む力や戦略性を身につけることが可能です。
また絵画や工作といった創作系のレクリエーションでは、自分で考えて表現する創造力が養われます。
一見遊んでいるように見える時間でも、脳はしっかり刺激を受けています。
特に認知機能の維持・向上という点では、指先を使う手芸やパズルなどは専門家からも有効性が指摘されています。
参照:PubMed【50歳以上の成人を対象とした大規模なオンラインサンプルにおける数字パズルの使用頻度とベースライン認知機能の関係】
何より「楽しみながら」取り組めることで積極性が増し、結果として思考力アップのトレーニングになっています。
レクリエーションの頻度・参加の自由度|基本的には自由参加
「レクリエーションって強制参加なの?」「人付き合いが苦手でも大丈夫?」という不安を抱えている方は多いでしょう。
結論から言うと、レクリエーションへの参加は基本的に自由で、無理に参加する必要はありません。
厚生労働省の方針でも、レクリエーションや行事は希望者のみ参加とされており、希望しない利用者には、通常の作業支援や個別活動の提供が求められています。
レクリエーションの頻度については以下のように各事業所の方針によって異なります。
| ・毎日の朝の体操のように日課として軽いレクを行うケース ・週1回程度定期的に実施する事業所 ・月に1~2回程度のイベント開催に留める事業所 | 
例えば、ある事業所では「毎週水曜日の午後はレクリエーションタイム」と決めており、利用者はその日だけ午前中頑張れば午後は楽しみがあるというリズムで通所しています。
頻度については事業所のパンフレットやホームページ、見学時の説明などで確認が可能です。
また、「そもそもレクリエーション自体が苦手」という場合、レクリエーション活動をほとんど行わない方針のB型事業所を選ぶという選択肢もあります。
レクリエーションが充実したB型事業所を選ぶポイント
レクリエーション活動が充実しているB型事業所を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてみてください。
| チェックポイント | 確認内容 | 
| 活動の種類や頻度 | 創作系・運動系・交流系など自分の興味に合うプログラムがあるか、頻度は自分のペースに合うか | 
| 雰囲気 | SNSや見学で笑顔が多く明るい雰囲気か、自分がリラックスできそうか | 
| スタッフのサポート体制 | 無理強いせず寄り添ってくれそうか、相談しやすい環境か | 
| スキルアップ | レクリエーションが将来に活かせる学びになっているか、IT・クリエイティブな取り組みがあるか | 
頻度も重要で、毎日のようにイベントがあると疲れてしまう人は「月1回程度」が合っているかもしれませんし、逆に「毎日ちょっとしたゲームがあるくらいが楽しい」という人もいます。
雰囲気については、事業所の公式サイトやSNSに利用者の活動風景やイベントの写真が載っていれば、ぜひチェックしてみましょう。
また、レクリエーションを通して就労に役立つスキル習得を目指している事業所もあります。
例えばパソコンを使った活動が充実している、動画編集やデザイン制作・eスポーツといった分野に力を入れているなどの取り組みがあれば、「楽しさが将来の力につながる」実感が得られるでしょう。
リバイブでもeスポーツなどを活用した、様々なレクリエーションを行っております。
ご見学・体験会も随時受付中ですので、自分に合った環境かどうかを確かめるためにも、ぜひご利用ください。
レクリエーションを楽しみながらスキルも身につくB型事業所ならリバイブへ
各事業所によって、行われるレクリエーションは異なります。
「楽しい時間」が「将来の力」につながるB型事業所をお探しなら、就労継続支援B型事業所リバイブをぜひご検討ください。
リバイブならではのユニークなレクリエーションとしてeスポーツも行っており、プロのゲーマーによる指導のもと、人気ゲーム(APEXやぷよぷよなど)を使ってチーム戦略を考えたり、仲間と協力して目標を達成する経験が積めます。
ゲーム好きな方にとっては夢中になれる時間であると同時に、チームプレイを通じてコミュニケーション能力や協調性、問題解決能力が養われるよう工夫されています。
プロが監修したカリキュラムや優しいスタッフのサポートがあるので、パソコンに触ったことがない方でも基礎から丁寧に学ぶことが可能です。
リバイブは、以下のように無理なく通える環境も整えています。
| ・週1日からOK、自分の体調や予定に合わせて無理なく利用可能 ・在宅でのオンライン通所にも対応(自治体による) ・全事業所が最寄駅から徒歩5分以内の通いやすい立地 ・管理栄養士監修の健康的で美味しい昼食を提供 | 
「作業だけの日々ではなく、楽しみながら過ごせる居場所を見つけたい」「孤独や緊張を感じず、人との関わりを取り戻せる場所が欲しい」という方にとって、リバイブはきっとピッタリの環境です。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひリバイブの見学や無料体験に足を運んでみてください。
一緒に楽しい時間を過ごしながら、未来への力を育んでいきましょう。



 
                                                                     
                                                                    